今週の市場振り返り
今週の米国市場も強い米国景気により長期金利が強含み、米国市場は弱含みました。週末にかけてPCEコアデフレーターの発表後、インフレ懸念が弱まったことから少し切り返す状況になりました。日本市場は日銀の意図的な長期金利引き上げにより、大幅な調整を迎えましたが、週末にかけてこちらも少しきり返す動きがみられました。ドル円は日本の10年債利回り上昇も157円前後で推移し、円高局面にはならなかったようです。
投資残高
ここ数カ月の投資残高推移をグラフ化しています。投資残高は56,648,978円になりました。今週は新規に日本の個別株、オルカンの積み立て設定で5万円新たに投入しています。
含み益推移
今週の含み益は11,220,581円になりました。INDEXも個別株それほど調子が良くなかったので、含み益を減らしました。先週記事にした候補に挙げていた銘柄を少しですが購入したものがこれから含み益を大きく増やしてくれることを期待します。
利益を先週から伸ばした銘柄は下記の銘柄になります。
- 8630 ＳＯＭＰＯホールディングス(株) 先週末比：+8.13％
- 8306 三菱UFJFG 先週末比：+5.54％
- 3064 MonotaRO 先週末比：+3.50％
- 8877 エスリード(株) 先週末比：+3.00％
- 5401 日本製鉄(株) 先週末比：+2.88％
上昇率1位は新規中計で大幅株主還元を示唆したSOMPO、今後の株主還元情報期待したいです。2位は急落時に先々週に決算発表後急落していたのを拾った三菱UFJ、長期金利上昇につき、利ザヤ拡大期待から買われています。もっと買っておけばよかったといつも思いますが、怖くてできないですね。3位はMonotaRO、最近同社株には逆風のニュースしか流れないので少し心配ですが、なんとか盛り上がってほしいです。4位のエスリードは金利上昇に伴い軟調な不動産関連としてはかなり頑張ってくれています。
次に含み益を減らした銘柄は
- 1911 住友林業(株) 先週末比：-2.90％
- 2621 iシェアーズ 米国債20年超(H有) 先週末比：-2.52％
- 2521 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)H有 先週末比：-2.35％
- 2869 iFreeETF NASDAQ100レバレッジ 先週末比：-1.87％
- 5938 LIXIL 先週末比：-1.46％
下落率1位は、住友林業、先週に引き続き弱い株価の動きが続いています。2位は米国長期債、一番のポートフォリオのガンとなっています。米国の金利の引き下げ早くならないかとお祈りするしかありません。3位のS&P500は最近の中では大きな下げがありました。為替ヘッジの商品だからでしょうか、少しよくわからない動きをしていました。
来週の展望とその他
もう6月に入りましたが、来週は私の勝手な予想ですけども、おそらく、米国の長期金利が下落し始めると予想しています。これは、FRBのQTの額を600億ドル/月から250億ドルにするとの発表から償還された350億ドルは市場に戻ることになります。しかし、短期債券はFFレートと連動しやすいことから、短期債を購入した分は金利は下がりません。ということは長期債の購入に充てれられることになり、長期債の金利が下がると予想します。長期債の金利が下がることにより、ドル円は少し今の水準より円高方面に、株価は金利下落を歓迎し株高といったシナリオが可能性が高いのではないかと。それにつられ、日本市場も株高が起こるのではないか？と予想しています。
コメント